
こころのめばえ
〜ちいさな「なぜ?」が、君の未来を動かす〜
ようこそ、「こころのめばえ」へ
ねぇ、きみは今、
なんとなく心が動いたり、
ちょっとだけ誰かに言いたいことが言えなかったり、
未来のことをふと考えて、
ドキドキしたり、不安になったりすること、ある?
それは、君の「こころ」が育ちはじめた証。
このページは、そんな君のための「心のコンパス」。
ちいさな気づきや疑問が、
いつか君だけの「生きる道」につながっていくように、
フクロウ先生がそっと光を灯すよ。
1. 君の「なぜ?」を大事にしよう
•「なぜ人は生きているの?」
•「なぜ友だちは怒ったんだろう?」
•「なぜ自分ばっかり…って思うのかな?」
こういう心の声、
大人だってすぐに答えられるわけじゃない。
でもね、その“問い”こそが、君のこころの芽なんだ。
芽は、すぐには大きくならない。
でも、土の中でちゃんと根をのばしている。
今のきみの「問い」は、未来の君を育てる栄養になるよ。
2. 自分の「気持ち」と、なかよくなろう
泣きたい気持ち、イライラ、うれしい気持ち、くやしさ。
それって悪いことじゃない。
全部が「君の一部」であり、「大切なメッセージ」。
気持ちは言葉にできるとラクになるよ。
日記やメモでもいいし、信頼できる人に話してもいい。
ときどき、「自分って今どんな気持ちなんだろう?」って聞いてあげてみてね。
3. 「比べない」って、むずかしいけど大事なこと
友だちよりも早く走れない。
みんなに人気がある子と、自分を比べて落ち込む。
それ、すごく自然なこと。だけど――
“君は君”ということを忘れないでほしい。
木にも、いろんな葉っぱの形があるように、
人にも、それぞれの“すごさ”と“育ち方”があるんだ。
焦らなくていい。
君のペースで、君の芽を伸ばしていこう。
4. こたえが「ない」ことも、大切に
この世には、まだ“こたえのない”ことがたくさんある。
だからこそ、考えつづけることに意味があるんだ。
間違えてもいい。
答えが出なくてもいい。
「考える力」は、君の中でじわじわと強くなる。
それが、大人になってからの「生きる力」になるからね。
最後に 〜フクロウ先生からのことば〜
「まっすぐな木ほど、ゆっくり育つ」早く大きくなることよりも、
どれだけ「自分らしく」育てるかが大切。
君は今、その第一歩を歩き出しているよ。
自分を信じて。
そして、わからないことがあったら、
またこの場所に、会いにきてね。

